2007年5月31日木曜日

リセット

9割方のゼリーは未使用なので再生を試みる。


レンジでチンする。



沸騰している。





泡が上がってくるのでちょっと固まってから箸で取り除こう。



ほぼ沸騰しているので湯気で曇る。

成果


掘らないなりに、頑張ったのだった。

振り向かない


やはり、ちょっと大きくなった気がする。

帰郷


残った一匹にはもといた巣に返した。

突然、新鮮な空気と降り注ぐ日光にさらされたアリは動転したように動き回っている。

第1幕終了


あまりドラマティックな建設過程を見ることができたわけではないが、彼らは確実に研究室のメンバーの好奇心をくすぐり、そして癒していた。ありがとう。

最後の一人




端的にいえば、20日の更新の後、1匹が事故死、1匹が変死、1匹が巣の中で遺体となって発見された。


非常に残念だ。上のは最後の進行状況。かれらは結局ほとんど掘らなかった。

やはり環境の変化が大きかったのか、ゼリーに退屈したのか、いろいろわからないことだらけである。



怠惰。


更新をさぼっていた。事態は予感の通りあまりよい展開はしてくれなかった。

2007年5月20日日曜日

なぜ…


また一匹、天に召した。ここへ来ていったいどうしたのだろう。


それにしても、生きているのと死んでしまったものの姿は、こうもひと目でわかってしまうものなのだな。


アリたちは死んでしまった仲間の墓場をつくると聞いている。前回までは墓場に運ばれたが、今回はどうやら様子が違う。


いやな予感がする。

2007年5月19日土曜日

反転


研究室は24時間明るいので、学校に来ているときはヘルメットをかぶせて暗くしている。


生活を反転させるのだ。イノクチの生活は現実、反転しているといえるからアリたちは正常だ。あれ?


とりあえず、効果があるは不明。でもさ、疲れるじゃん、四六時中見られてるのってさ。

無念


また2匹が逝く。一匹はびっこをひいてたやつだ。けなげに頑張っていただけに残念だ。

観察


2007年5月18日金曜日

夢のTV連動か


RKBでアリの特集してたんだって。研究室からは見られないので録画を頼む。

更新が追い付く


実は今まではちょっと過去を追いかけていた。今からほんとの実況。

15時間後


やはり深くなっている。

18時間後


7匹の仕事量はこんなものか。

19時間後


やはり深くなっている。

観察


少し進んだ。

成長か


ちょっと大きくなったような気がするのは思い違いか。

建設進む


目に見える変化はうれしい。

俯瞰


俯瞰してみる。世界を見渡す。

建設進む


少し深くなる。

2007年5月14日月曜日

おねんね


深夜、巣穴に群がって寝るアリ。かわいい。


巣の意識が芽生えている。


どんどん掘って、、、と言いたいところだが、こういう寝方もかわいいから悪くない。

ふわふわしたやつ


遺体置場のハチにカビが発生。 


大事に至らないうちに撤去する。


ケースの中は、湿度100%に近いから仕方ないいか。


お亡くなりのアリも一緒にさようなら。


遅延


次の日、建設進まず。さぼりめ。

7匹の蟻


一匹減ってしまったが、みな、元気にしている。

びっこ


びっこをひいて歩くアリが一匹。ほかのアリの1/3くらいのスピードだが、けなげに動き回っている。


ほかのアリは一番大きいのを除いて違いがわからない。

建設進む

2007年5月13日日曜日

無念


一匹動かなくなった。ハチの亡骸の横に横たわるアリ。


アリは仲間が死ぬと、巣の近くに墓場をつくる。今回はハチの位置がその決め手のようだ。


ちなみに、アリはハチ目の昆虫。

観察


別の角度から。

観察


せっかくあけた巣穴のきっかけの穴は見事に無視されている。上にのっかても気づかぬふり。

観察


せっせと働いている。時々、空気の入れ替えのためにふたを開けると急に動きが活発になってビビる。

外の世界を察して動き出すのでは!?なんて発見者ぶって悦に入っていたら、説明書にしっかり書いてあった。


空気の入れ替えの際には、蓋をあけるとアリたちが急に動き出しますのでご注意ください。

建設開始


次の日、穴を掘り始めたようだ。きっかけの穴は無視されたようだ。まあいいか。

白く見えるのはどうやら掘った後のカス。

解説


アリは素早い。ハチは様子見のためしばらく放置した。一か所割りばしで巣穴のきっかけの穴を空けた。

観察


俯瞰してみる。

2007年5月10日木曜日

観察




アリと一緒に囮だった蜂の死骸まで新居に入ってしまった。

しかし、本家に帰れないと悟ったアリたちはもう、蜂には見向きもしなくなってしまった。

そうか、どうやらあれは女王のための食事だったらしい。

観察


めでたく新居のアリ8匹。名前はまだ知らない。(どうやって調べよう。)


新しい環境にじっとしている。

アリを捕まえる_6 新居


無事、8匹を捕獲。

ちょろちょろ、予想以上に素早い。これは手ごわい。

素早いのが8匹だと、予想外の行動を眼で追うのは限界を超えているから、どうやって新居(ゼリー)に移すかがポイントだ。

案の定、途中、数匹が逃げ出す。やれやれ。

紙切れとかに乗り移させながらなんとかケースの中に移す。

成人4人VSアリ8匹。

大騒ぎのゼミの前。

彼らは手で触れないくらいに繊細でかよわい。これは手ごわい。

アリを捕まえる_5 橋


ペットボトルの口に小枝で橋を架けた。口から応援を呼びに一匹出てきた。


しめしめ。


目標は8匹だから、出入りするアリをカウントしながら8匹目を待つ。


ボトルの口の周りをうろうろしてじれったい。

アリを捕まえる_4 囮


ミミズの横には蜂が死んでいて、それにもアリが群がっていた。


ミミズよりは触ってもいい気がするので、ペットボトルに移し、囮とする。


しかし、アリたちの力は結構強くて、どんどん外に出ようとする。

アリを捕まえる_3 ミミズ


雨が降ったので砂糖を使った捕獲器は砂糖が流れてだめになっていた。

残った砂糖にもほとんどアリはいない。


雨上がりの草陰にはミミズが土に帰りそびれていた。

よく見ると、アリ。そうか、やっぱりタンパク源。


彼らもこの大物の前には砂糖なんか目じゃないのだ。

2007年5月9日水曜日




砂糖を狙う鳩を追い返す。

アリを捕まえる_2


次の日、砂糖に群がるアリを発見。


しかし、5匹では足りない。8匹位はいてほしいということで、放置。また明日。

2007年5月8日火曜日

よく見る_2


いるいる。 しめしめ。 手頃な大きさのアリを発見。巣が近くだといい。


深海のエビみたいにすごく真っ赤なダニを発見。でもやっぱり写真には写っていなかった。残念。

よく見る


人間の300分の1くらいの視点に立つと、この建築棟横の植木の下にも結構な数の虫たちがいるのがわかる。


こうやって写真に撮るとなんだか伝わらない画面になってしまった。とたんにちょっと臨場感がなくなってしまう。というか、二つの眼で立体的に見ることの臨場感はすごいのだな。

アリを捕まえる_1


まずは、ペットボトルとグラニュー糖で捕獲器を製作。といってもボトルを置いて砂糖を撒いただけ。

2007年5月7日月曜日

このゼリー、えさにも、家にもなるんだって。



毎日、ゼリーだ。